2020.12.11 / 考え抜かれたベーシック。ライトウェイ / RITEWAY クロスバイク“SHEPHERDシェファード”

RITEWAY / ライトウェイ SHEPHERD シェファード ¥57,800+TAX

ご注文いただいたMATTE RED、サイズは“26”です。

※全9色展開。他カラーはRITEWAYホームページでご覧ください。


ここまで真面目に考え抜かれたクロスバイクは他にありません。見た目はシンプルでまるで無印良品が作った自転車のよう。でもシンプルさの中には初心者に寄り添う設計思想が凝縮されています。

①フレームサイズに合わせた車輪サイズ。

②長時間乗ることを考えた正しい前傾姿勢。

③細部まで行き届いたパーツ選択。

①フレームサイズに合わせた車輪サイズ。

クロスバイクには身長や手足の長さに応じてサイズが数種類あります。あくまで“フレームサイズ”なので普通は車輪の大きさはそのまま、身長150cmでも190cmでも同じ車輪です。世界的に標準である700cという車輪径は、日本人の平均身長からすると少し大きいです。

車輪を700cで揃えると設計・製造コストは抑えられます。でも身長170cmくらいのフレームサイズで既に設計に無理が出てくるので、乗り心地や操作性に差が出ます。だからRITEWAYはフレームによって3つの車輪サイズ(24 , 26インチ , 700c)を採用しています。“作りやすさ” より “乗りやすさ” 。クロスバイクをここまで踏み込んで設計しているのはRITEWAYくらいではないでしょうか。

※詳細はシェファード開発ストーリーをご覧ください。

②長時間乗ることを考えた正しい前傾姿勢。

シェファードはクロスバイクらしい “正しい前傾姿勢” を想定しています。初めて乗ると上半身が前のめりで疲れそうに感じるかもしれません。

初心者が跨った瞬間に楽に感じる自転車と言えばママチャリです。柔らかいサドルを採用し、ハンドル位置は高くて近いからです。このママチャリに近い設計でクロスバイクを作れば初心者に受け入れられやすいものになります。でも、もっと爽快に楽に遠くまで走ろうと思った場合、前傾姿勢を深くして体重をペダルに乗せる必要があります。慣れるまで少し違和感があるかもしれませんが、正しい前傾ができるようになればスポーツ自転車の進む楽しさは一気に増します。

どの程度の前傾姿勢が良いかは体つきや走る目的で異なりますが、シェファードの乗車姿勢は半日程度のサイクリング、もしくは休憩の多い1日サイクリングに最適です。店頭で跨った時の印象より、実際にサイクリングした時に快適なものを。“売りやすさ” より “買った後の乗りやすさ”を重視しています。

③細部まで行き届いたパーツ選択。

シンプルな操作性でトラブルの少ない1×8速の変速機、幅広のグリップ、SHIMANO製のブレーキ本体&ブレーキレバー、オリジナルの幅広軽量スリックタイヤ、柔らかいサドル、アルミペダル、標準装備のセンタースタンド、アルミ製バルブキャップ・・・

初めてクロスバイクを買う人が気に留めないかもしれない細かいパーツまで、ちゃんと使いやすく丁寧に選ばれています。それぞれが高級パーツとまでは言えないものの、決して手抜きしていない。日本のメーカーらしい行き届いた設計は、玄人目線で見ても好感度の高い仕上がりです。

「初心者におすすめのクロスバイクありますか?」

とよく尋ねられます。初心者といっても目的や趣味は色々なので即答は難しい・・・

でも、ベーシックなクロスバイクの中で一番作り込まれているのは間違いなくこのシェファード。見た目シンプルで価格も優しめ。確かに「おすすめ」です。

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