パナソニックのチタンロードフレーム(通称パナチタン)『FRTC23』。
構想はもう1年近く前でしょうか?ポツポツと少しずつパーツを集め、フレームをオーダーし、コロンバスのフロントフォークをフレームと同色塗装し、ようやく完成です。
自転車大好きで複数台所有のオーナーさん、軽量パーツにも拘って実現した重量はペダル込みで7.53kg。
TOLTではレーサーのお客さんは少ないし、超軽量バイクを目指して組むことも少ないのですが、金属フレームでこの軽さには驚きました。しかもカーボンより頑丈なので、気兼ねなく輪行できる。
そう考えるとやっぱり。旅自転車の究極はチタンフレームではないでしょうか。
僕がこのバイクで特に気に入っているのは手間をかけたフロントフォーク。イタリアCLUMBUS社フルカーボンの「ストレートフォーク」を未塗装で取り寄せ、塗装屋さんにフレームと一緒に送って同色に塗ってもらいました。
FTTC23は以前、フォークとフレームセットで販売していましたが、その時は先端に向けてカーブした「ベントフォーク」。ストレートフォークで、しかもブルーに塗られたものは多分日本中探しても他にないでしょう。
デュラエースのクランクとストレートフォークで、すっきりシャープな雰囲気。最近はほとんど見かけなくなったスパルタンな23mm幅のタイヤもいいです。
自転車愛に溢れた流石にマニアックな一台。楽しく組ませていただきました。ありがとうございました。
因みに、パナソニックのチタンフレームはモデルチェンジが噂さされていて、大幅な値上げ可能性もあります。独特な金属色が魅力のチタンですが、錆びないうえに頑丈で軽いのは、先述の通り輪行ユーザーには実用面でもおすすめできます。時期モデルについてはまだ正式発表がありませんが、気になる方はお早めにご相談いただければと・・・僕も、廃盤になる前にはFRTC23を一本オーダーしようと考えています。