2026.1.10 / 【後編】Kさんの折りたたみ自転車、欧州旅行記 (イタリア)  by tern verge N8

当店で折り畳み自転車をご購入いただき、欧州サイクリング旅に行かれたKさんの旅行記(後編)です。

(前編)は こちら から。


2025.06.05~08

トリノ

トリノは大きな街でトラムを始め公共交通機関が発達しているため、自転車で回ることはしませんでしたが、街中の移動にミニヴェロを利用する人は多数見かけました。

手前に少しトラムの線路が写っていますが、この上を自転車で走る際は、はまらないか緊張します。

 トリノにはポー川と言う大きな川があり、最終日の午前中は川沿いの自転車道を走りました。川沿いの大きな並木の下に自転車道があり、日曜朝だったため地元のサイクリストもたくさん走っていました。

 

 

2025.06.08~10

トリノ市郊外キバッソ

イタリアの田んぼを見たくて、トリノから電車で20分ほどの小さな町へ行きました。ポー川沿いにミラノまで米どころが続く一帯です。ホテルから自転車で30分近くかかる場所でしたが、ゆるやかな地形の舗装道で交通量も少なく、サイクリストも何人も見かけました。

 ご覧のとおり田んぼです。田んぼ沿いの農道は自転車の通学路にもなっているようで、まるで日本の田舎にいるみたいですね。

 

 

2025.06.1015

イタリア・ジェノヴァ

再びトリノを経由して地中海側の港町ジェノヴァへ。ジェノヴァは日常生活用のケーブルカーがあるほどの坂の町なので自転車の出番は無しでした。治安があまりよくないのも自転車を宿に残した理由です。

 イタリアの電車の9割ほどで、自転車用車両マークはこのEバイクマークに変わっていました。車両内の自転車置き場にもコンセントがあります。フランスやスイスと比較してのEバイクの普及率とは関係なさそう(むしろイタリアはEバイク率いちばん低そう)

 地中海の海の色です。

 赤いケーブルカーは内装も木でかわいらしい。

 

 

2025.06.15~17

イタリア・サルザーナ

ジェノヴァから海沿いに南へ電車で2時間ほど移動しました。よさそうな宿と自転車によさそうな地形を理由に選んだ、特に名所などはない小さな町です。観光案内所で往復20~30kmほどのおすすめのサイクリングコースを教えてもらいました。それなりに自転車道はありましたが、トラックに怯えながら幹線道路の脇を行くしかないところもあり、なかなか冒険の旅でした。

 

予想外に美しい町でした。何より静かなのがすばらしい。

 

バジルペーストの本場だけあってバジル畑も広大です。

 

個人の船が泊まる小さな港

 

目的地だった海岸はちょっと須磨っぽい?笑

 

道中は果てしなく葦が続き、夏休み気分満点でした。

 

 

2025.06.17

イタリア・ポントレモリ

6/18にパルマで娘と合流するため、前日を過ごすパルマ近郊の町へ、谷底を走るローカル線で移動。イタリアの電車は、座席指定などなければ、同日中なら途中下車も可能なので、ポントレモリという町で降りてみました。次の電車までの3時間ほど、自転車にすべて載せて町をうろうろ。

 

観光案内所ですすめられた高台のお城からの眺め。山の中を掘って設置されたエレベーターで自転車ごと山上のお城まで昇れます。

 

古い町だったので、ローマ時代のこんな橋も。橋の下の川には白い大理石がごろごろ。

 

 

2025.06.17~18

イタリア・コレッキオ

 

どこまでも平地が広がる自転車天国。

 

幹線道路の脇に設置された自転車道。高架橋の脇にも自転車用の橋が。

 

 

2025.06.18~21

イタリア・パルマ

市内では通勤通学の自転車を多数見ました。治安のよい町で、駐輪も安心。メールに書いたように駅前の自転車預かりステーションに自転車修理店が併設されているほど、市民の足として浸透しています。

「自転車でチーズ工場の見学に行こう」ツアーに参加(娘はレンタル自転車)往復10km程度のサイクリングと工場見学+試食。参加者8名で地元ガイドに着いていきます。4時間程で50ユーロほどでした(うち自転車レンタル代は10ユーロ)実は奈良でもこのような自転車ツアー、あるんですね

 

 

2025.06.21~24

イタリア・マンドヴァ

 

かつてこの町の領主だった貴族が雨の日に服の裾を濡らさないように、と大きく丸い石で石畳を敷いたことで有名で、自転車ははじっこのわずかな平地を探しながら走ります。

 

6月でも日の出が5時半ごろなので、夜明けの町のサイクリングも難しくありません。町を取り囲む湖沿いに伸びる自転車道を走りに滞在中毎朝出かけてました。

わかりにくいのですが、写真右端から、湖を越えて町へ入る車用の橋、併走する自転車と徒歩用の橋、その下に湖沿いの自転車道が写っています。遊覧船が何隻もあるほどの大きな湖です。

 

自転車用の標識。ユーロヴェロ7は「太陽の道」というやつですね!

 

小さな町なのでここでも通勤通学用に自転車が活躍。

 

 

2025.06.24~07.01

イタリア・ヴェローナとミラノ

 

移動中の電車で。このタイプのひっかけ棒は初めて見ました。

 

地下鉄もトラムもあるのでternは宿に置いてましたが、ミラノの地下鉄はまるごとの自転車持込可でした。ただし治安は悪いので路上駐輪は危険です。

 

毎月最終日曜に開催される運河地区での骨董市には、アンティーク?の自転車も!

 

 

2025.07.01帰国

ミラノ~ドバイ~関空(エミレーツ航空)

帰国のためにまたラッピングしてもらいました。18ユーロ。


とても丁寧に整理された写真と説明文を送っていただき、Kさん、どうもありがとうございました。

臨場感のある旅の様子を追体験できて、旅に出たい、見知らぬ景色を見たい欲求が沸々と湧いて来ています。子どもがもう少し大きくなったら・・・と思っていましたが、それは言い訳のような気もするので、早い段階でなんとか飛び出せるように具体的に目標を立てます!

以前から思っていたことですが、自転車での移動はその土地を“面”で実感することができますよね。移動スピードがそこそこで停車も引き返しも方向転換も自由(徒歩ほどではないけど)。電車やクルマだと到着地点を“点”で理解するか、車窓から景色を眺められたとしても“線”での実感くらいです。

だから見知らぬ外国の街となれば尚更、そこで暮らすような気分で過ごすのに自転車は好都合なのでは?自転車そのものの気持ちよさに加えて、街の一部に溶け込める移動手段ですね。

僕もなんとか旅に出るつもりですが、Kさんもまた次の旅行に行かれて土産話を聞けるのを楽しみにしています!

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