2023.4.23 / 月曜日の完全予約制化と、家族について。

4/24(月)から、月曜日のみ完全予約制とさせて頂きます。今までは火水が定休日でしたが、今後、実質的には月〜水曜日を定休日とし、月曜は予約のある時間のみ営業させていただくという方針です。
自転車は購入後のメンテナンスが不可欠なので、新しくご来店いただくお客様だけでなく、当店で既にご購入いただいている方にもご不便をおかけしてしまいます。誠に申し訳ございません。


とても個人的な事情による営業日の変更ですが、状況によっては今後も時々の営業日、時間の変更があり得るため、ご理解いただけるよう説明させて頂きます。
私には1歳と3歳の娘がいて、3人目の子どもが6月に誕生する予定です。そして、長女に脳性麻痺という運動機能障害があります。
保育園に行きつつ、週3〜4日ほどは施設などで立ったり歩けるようになるための運動トレーニングも行っています。普段の暮らしの中でもあらゆることを自分で行えるよう毎日が練習です。特に幼少期はトレーニングの成果を得やすい時期なので、長女の無理のない範囲でできる限り多くの時間を注ぎたいと考えています。


自転車店としての利便性はもちろん、自身の生活のための収入を考えても営業日は多いに越したことはありません。でも娘たちにとって大事な時期である今は【週4日+完全予約制1日】の営業が最適ではないかという判断です。

完全予約制と言っても、月曜日に組み立てやメンテナンスをしていることはありますし、店内で作業してる時は電話やメールにも対応可能です。お気軽にご連絡ください。メンテナンスやご購入相談などは、基本的には前日までにご予約をいただければと思います。
※稀ではありますが、月曜でも予約をお受けできない完全休業とさせていただく日もあります。

ご不便をおかけして誠に申し訳ございませんが、ご理解のほど、どうぞよろしくお願い致します。


最後にもう一点、今回長女の脳性麻痺について書いたのには他の意図もあります。私自身は長女が生まれるまで、障害を持った方と接する機会はほとんどありませんでした。なんらかのハンディキャップを抱えている人は数多くいるにも関わらず、学校でも職場でも、一緒に過ごすことはほとんどなく、正直に言えば障害者について意識することはほとんどありませんでした。なんとなく遠い存在になっているような感覚です。
多数派である健常者と少数派の障害者は、例えば学校などでも別々に生活した方が効率は良いと思います。でも生産性とは別の、誰かに頼ったり、優しく接したり、幸せに繋がる人同士の関係は多様性の中でこそ育まれるはずです。
娘はこれからたくさんの人に支えてもらいながら生きていくことになりますが、それと同時に支えてくれる人たちの心の中に何か幸福な感情が生まれて、互いに嬉しい気持ちになると信じています。
ここに障害を持った女の子が一人います。たぶんあなたの近くにも!

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