初夏のことですが、家族でしまなみ海道へ旅行へ行ってきました。blog用の写真を撮っているつもりはなかったので情報としてはかなり歯抜けなものになってしまいますが、今後しまなみ海道へ行かれる方の参考になるかもしれないので日記のように適当に綴ります。
妻と妻のお母さんと、3人の娘。総勢6名で新幹線に乗り込み、福山からレンタカーで尾道までやってきました。車の長距離運転は眠くなるので、僕にとってはこれが最善の移動方法です。
造船所の風景を見ると、尾道に到着した実感が湧きます。
尾道駅からも近いONOMICHI U2へ。GIANTさんのレンタサイクルもここにあるし、ホテルやレストラン、雑貨販売も充実しています。
1日目は疲れもあって、とりあえず宿へ向かいました。大三島の『さわき』さんは老舗旅館で、ちょっとレトロな空気が良いです。建物は大きいのですが、やさしい女将さんとご家族中心にで運営しておられるような。アットホームな歓迎ムードが嬉しいです。島の旅館に来たという、ホッとした空気に包まれています。
実は圧倒的な魅力は地元の海鮮を豪快に盛りつけた夕食なのですが、食事と子供の世話に追われてなんと写真を撮っていなかったようです・・・
でももちろん、料理の紹介はホームページでしっかりされているので、こちらをご覧ください。↓
2日目は朝から大島の「亀老山展望台」へ。数年前に自転車で登った時はクタクタでしたが、今回は車でスイーっと。楽に登っても景色は圧巻ですね。本当に360°瀬戸内を見渡せる絶景ポイントなので、自転車でも苦労してくる甲斐はあります。
亀老山を降りるともう昼ごはんの時間。
同じ大島の海岸沿いにある“ビストロペイザン”さんへ。
https://www.instagram.com/bistr0.paysan/
ちょっと高台になった場所なので、海を見下ろしながら食事できます。フワッとしたしらす。写真を見返すと思い出す塩気と磯の香り。リラックスした島らしい、とても居心地の良い空間でした。
子供たちを昼寝させつつ車で移動し、レモンの島(生口島)に来ました。
昼ごはん後のデザートとして“しまなみドルチェ”へ。
島に来たしジェラート食べよう!と、よくわからない動機で、どちらかと言えば気分で立ち寄る人も多そうな立地です。でも食べてみるとガッチリ実力派。家族で数種類を分け合いましたが、どれも口当たりは滑らかだし、鮮度が高いのか香りもしっかり。海の前で食べるから美味しいのも間違いないですが、地元にあっても絶対通います。ジェラートにハマる人の気持ちが分かりました。
↑美味しいけど酸っぱい
あっという間に夕暮れが近づいてきて、瀬戸田のサンセットビーチへ。ぶらぶら貝殻を探して歩くだけでも広々気持ち良いビーチでした。ここが拠点のレンタサイクルサービスは充実していそうです。確か3人乗りの「タンデム」も貸し出ししていたはず。
https://shimanami-cycle.or.jp/rental/spot/spot-5749
2日目の宿、SOIL SETODAさんへ。瀬戸田の港近く、宿とレストラン、ショップが集まっています。
https://soilis.co/locations/setoda/
お風呂はすぐ近くの銭湯 YUBUNE さんへ。
https://yubune.co/
SOIL SETODA と YUBUNE、他にもこの瀬戸田港近くには都会的なエッセンスを感じるレストランや宿が数軒あります。それがこの後の朝の散歩で見る地元商店街のすぐ近くに点在しているのが面白く、瀬戸田はおすすめスポットの一つです。
ただ、もし今風のホテルとレストランで2泊3日の大半を過ごしたとしたら、最新で快適ではあるけれども「旅感」は少なかったかもしれません。今回の旅は地元のスーパーに立ち寄ったり老舗旅館に泊まったり、一方でちょっと洒落た島ステイも満喫できてグッドバランスでした。(狙った訳じゃなく、たまたま)
下の写真は3日目(最終日)の朝、末っ子が早朝に目を覚まして騒ぐので連れて出た散歩。睡眠時間が削られたのは予定外だったけど、気持ち良い時間でした。
商店街の自転車屋さん。FUJIの看板いいですね。使い倒した木製工具箱も。
この街にもトーキョーバイク。
チェックアウト時、宿のスタッフさんに撮っていただいた家族写真。いい思い出になりました。ありがとう!
チェックアウト後はいよいよクライマックスのイベント。家族サイクリングです。大三島のWAKKAさんで、電動アシスト付きクロスバイク(E-bike)とチャイルドトレーラーをレンタル。
https://wakka.site/
子供が二人乗れるチャイルドトレーラーを備えている施設を探すのに一苦労しました・・・大人だけでのレンタサイクルはたくさんあるので大丈夫ですが、家族で走りたいなら事前予約した方が良いですね。
嫌がらずに乗ってくれて良かった。ただスタート前の笑顔は両親だけ。
でも走り出したら子供たちも大喜び。天気に恵まれたので本当に気持ち良いサイクリングでした。
橋を潜っては上り、段々見晴らしが良くなります。全員が電動アシスト付きなので、坂も関係なし。
しかし登り切って橋を渡り出した頃、既に次女は寝ていたようです。
大三島から生口島、多々羅大橋を渡って戻っただけの短いサイクリングでしたが、親としては一生ものの思い出です。チャイルドトレーラーは安全で快適、荷物もたくさん詰めるのでかなり実用性も高いアイテムですね。でも1番のメリットは横並びの子供たちがとても楽しそうだったこと。
それもあってTOLTでは試乗用のチャイルドトレーラー導入を決めました。気になる方はぜひ店頭へ。
2泊3日、子供の世話に追われてたいした観光もしてないし、あっという間に過ぎ去っていきました。でもこうやって降り帰ってみると十分濃い旅ができたし、帰宅後は疲れがドーンと来るんですけど、またどっか違う旅先で家族サイクリングしたいなーと思います。
まずは近場で、もう少し涼しくなったらチャイルドトレーラーで公園までピクニックなんてのもいいですね。
しまなみ海道へサイクリングへ行かれる方に有益と思われる情報をまとめたページも作成してます。こちらをご覧ください。