2021.8.14 / 週末フィットネスや長距離通勤にお勧めのアルミロードバイク。Wilier monte4 / ウィリエールモンテクアトロ

Wilier Monte4  / ウィリエール モンテクワトロ
サイズ:S (身長目安164~174cm)  ¥187,000-(税込)
※店頭分以外のお取り寄せは値上げ後の価格になります。


ロードバイクには3つの楽しみ方があると思っています。

1つは、気ままに景色を眺めるツーリング。

2つ目は、ちょっと頑張ってペダルを踏んで汗を流しながら爽快な気分に浸るフィットネス。

3つ目は、レースなどで人と競うことで自分の成長を目指し達成感を味わう競技志向。

TOLTの守備範囲は最初の2つです。3つ目を人におすすめできるほど僕自身がストイックになれないので(笑)

Wilierのmonte4は、ここで言う2つめのフィットネスにぴったりのロードバイクです。

アルミフレームにフルカーボンのフロントフォークを差し込んだモデルで、完成車重量は8.0kg。これはアルミロードバイクとしてはかなり軽量です。カーボンフレームや、クロモリでも軽量パーツを使えば軽くできますが、価格はかなり上がります。10万円台後半でこの重量というのはとても優秀。大口径アルミチューブでシンプルに組み上げた結果でしょうか。


上下異径のヘッドチューブ(テーパード)はフレームの剛性を上げます。ロードバイクらしい加速や、上り坂でのサクッとした乾いた推進力には軽さだけでなく剛性も大きく影響します。

コンポーネント(変速機やブレーキのパーツセット)は、SHIMANOで上から3つ目のグレードになる“105(イチマルゴ)”を完全装備しています。「完全装備」というのはつまり、メインの変速機だけでなくチェーンや歯車に至るまで全て105で統一されているということ。これは当たり前のようで案外そうでもありません。目立たないパーツでコストダウンを諮るため、他メーカーのコンポーネントをミックスさせている完成車が多いためです。

105グレードはフィットネス目的なら最適なコンポーネントと言えます。変速機やブレーキの違いは使ってみるまで想像が難しいものですが、グレードが上がるごとに変速スピード、制動力UP、チェーントラブルの減少、耐久性向上が期待できます。


かなりざっくりした言い方ですが・・・

競技志向ならより上位のデュラエース、アルテグラなどがおすすめです。フィットネスにはアルテグラか105。のんびりツーリングなら105又は一つ下位グレードのティアグラ、通勤や街乗り用ならさらに下のソラやクラリスでも。

ただし上位ほど耐久性も増すので、予算が許せば上位モデルの方が長い目で見て賢いかもしれません。特に通勤などで使う場合は距離が伸びるので、105グレードをお勧めするケースも多いです。

ステムやハンドル、シートポストはRITCHEY、サドルはSella Italiaと、細かいところまでブランドパーツが使われています。

ホイールはSHIMANOの“RS-100”。軽量なホイールではありませんが、出所不明のノーブランド品が使われることの多い部分なので、シマノ製品を使っているだけでも真面目な作りと言えます。少し軽いものに交換すれば完成車重量が簡単に7kg台に突入するので、後々アップグレードするとしたらここですね。

ロードバイクにどの程度の軽さを求めるかは、目的によって異なります。のんびりツーリングなら10kgを超えるものでも楽しめますし、フィットネス目的ならもう少し軽い方が気持ち良くペダルが回ります。

もちろん両方楽しみたい人もいると思いますので、バランスが大事。気軽にご相談ください。

詳細な仕様などはWilierのホームページもご覧ください。

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