Panasonic FSS8 (1C-Y4 S.Mゴールド)
※フレームはゴールド、フォークシルバーの塗り分け。
フレームセット ¥159,500-(税込)
NITTOフロントキャリア、本所ドロヨケ付属
カスタムオーダーフレームです。
全体的にはクラシックな雰囲気で、でも長時間快適に乗れるよう操作性は現代的に。そういうご要望でフレームセットから組み立てました。
FSS8は“スポルティーフ”です。スポルティーフは、荷物も積める旅自転車でありながら、ある程度軽快に走れるよう少し細めのタイヤを装着した車種。とは言っても今回のバイクもタイヤ幅は32mmとロードバイクと比べると太めです。ほとんどがアスファルト舗装されている日本の道路事情ではこれくらいが丁度良いかもしれません。
Panasonicロゴは小さめのものをトップチューブに。大きなロゴをダウンチューブに入れることもできます(オーダー時に選択)。ヘッド部分はロストワックスラグが印象的ですね。
一本巻きのシートステー。クロモリフレームならではの造形美が各部に散りばめられています。
TANGEのプレステージチューブを使用。パナソニックのオリジナルブレンドで、ロードバイクに近い推進力、軽快な走行感を狙って設計されています。
クランクはスギノ“Mighty Tour 901D”。
NITTO NPステム。
Selle ANATOMICA(セラアナトミカ) X1。
ダイアコンペ CR-Xカンチブレーキ。
Velo Orangeのポリッシュリムとクラシックハブ。
オーストリッチの小さめフロントバッグ。
オーナーさんは既に本格的な軽量ロードバイクにも乗っていらっしゃる方です。気負わずに乗れて、マイペースで楽しめる自転車が欲しいということでご注文いただきました。
2台目、3台目でクロモリフレームを選ばれる方はとても多いです。やはり初めてのロードバイクだと、当たり前のように迷うことなく大手メーカーのアルミやカーボンフレームを選びますよね。“クロモリ”を検討せず、もしくは存在すら知らなかったという方も時々いらっしゃいます。
でも、長く乗りたい(長距離という意味でも長年という意味でも)と思う自転車乗りには間違いなくフィットする素材です。これを知らずして自転車生活を送るのは残念にすら思います。
しかも国内で丁寧に作られるPanasonicのクロモリ(通称パナモリ)。その精度や乗り味から考えても、手間のかかる作り方から考えても、間違いなく価格以上に価値あるフレームです。一部車種でしばらく受注停止していましたが、1月から再開されるモデルも。気になる方は気軽にご相談ください。