2021.4.18 / 初めてのロードバイクに気軽なカスタムオーダーという選択も。Panasonicのクロモリ“パナモリ”。

Panasonic FRCC42 ¥82,500(税込)

カラー:C.Pベージュ(1C-T3)艶消し / サイズ:520

試乗車&レンタサイクル用として注文していたフレームです。組み立てはこれからですが、完成したらもちろん乗って試してもらえます。

新色、クラシカルペールのベージュを艶消しでオーダーしました。サンドベージュと言う感じの薄いトーンでイメージ通り。ロゴはダウンチューブに大きく。

とにかくシンプルに作りたい場合はトップチューブの小さいロゴも選択できます。

ロストワックスラグによる接合部には溶接は一味違う、クロモリフレームらしい雰囲気があります。

パナモリ(パナソニックのクロモリ)は、大阪の工場で注文を受けてからパイプの切り出し、フレーム作成、塗装という流れ。国内での製造を続けているメーカーは非常に少なく、小さなフレーム工房を除けばパナソニックとブリヂストン(一部の車種のみ)くらいではないでしょうか。


それでいて価格はかなり抑えられていて、他メーカーなら台湾製の既製品クロモリの溶接フレームでも安くて10万円ほど。パナソニックも使用するパイプによって価格に幅がありますが、細かいサイズもカラーもオーダーできて8万円(20万円を切る価格で完成車を作ることも可能)と言うのは破格です。クラフトマンシップとマスプロメーカーのメリットを良いとこ取りした、ユーザーにとってとてもありがたい存在ですね。


さらに、国内製造の強みは納期にも関係していて、注文から約3週間で届くから驚きです。思い立ったら早く乗りたい。わがままと言えばわがままだけど、ユーザーの素直な気持ちにも応えてくれます。

 

FRCC42は基本的にロードバイクフレームですが、荷物を積んでのツーリングも想定して、リアキャリアを取り付けるためのダボ穴(ネジ穴)を装備しています。競技志向ではない、でも爽快には走りたい。ロングツーリングにうってつけのフレームです。

店頭には新しいカタログが届きました。

カラーオーダーに加えて、ペイントパターンも選べます。

ロゴの大小や色が指定でき、オリジナルネームを入れることも可能です。

フレームサイズやステム長さなど、フィッティングに関することはご相談ください。専用のスケールを基準に、目的や体格に合わせてアドバイスさせていただきます。

オーダーと言うと長年自転車に乗っている玄人の世界、敷居も金額も高いイメージがありますが、パナソニックは違います。選ぶパーツによりますが、完成車で20万円以内でも十分作れます。

20万円は自転車として安いとは言えませんが、大量生産の既製品でもエントリー〜ミドルグレードロードバイクの価格帯です。店頭に並ぶ既製品から選ぶのではなく、同じ価格でオリジナルのこだわり自転車を作れると思うと、とても安い。というか価値がある。


お持ち帰りいただけるカタログもありますので、興味ある方はお気軽にお尋ねください。

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